今日の産経新聞の主張「維新『船中八策』」では、「国づくりの指針聞きたい」となっていて、具体的な国家ビジョンを示してもらいたいと訴えています。
「維新版・船中八策」の骨子を見た限り、民主党と同様、国家観・歴史観が弱いという印象を受けます。橋下氏が「保守」ではないことは、ほぼ間違いのないところでしょう。
「主張」が示しているように、首相公選制は現行の天皇制度とぶつかる面があります。憲法9条への言及もありません。
経済に関しても、市場主義を重視するのかどうか曖昧です。「脱原発」の訴えなどは、現実的ではありません。
「維新版・船中八策」の骨子は総じて、時流に乗っただけのものが多く、深い哲学に貫かれたものではありません。
いまの段階で、橋下氏の政治家としての評価を下すのは時期尚早でしょうが、私個人は、それほど高く評価していません。
なお、明日から1週間近く、資料収集のため自宅を留守にするため、お休みさせて頂きます。


by 辻貴之
新自由主義に対する誤解